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チャレンジキャンプで伝えていきたいこと(4)

2012.11.19

年齢に応じた育成についての監督たちの考えもご紹介しておきたいと思います。

「考えること」を常に意識ために、年齢を問わず、「考えること」を習慣づける練習を取り入れていることをご紹介しました。

また、逆に、年齢に応じた育成で監督たちが考えていることが伝わった話をご紹介します。

「サッカーは体と体がぶつかり合うスポーツ。格闘技と同じなんだ。だから、フィジカルはとても重要なんだよ。当然、年齢によって、体の大きさ、筋肉の発達程度、負荷に対する耐久性などが異なるから、小学生に求めるプレー、ジュニアユースに求めるプレー、ユースやトップチームに求めるプレーはそれぞれ異なるんだ」

走る、止まる、スピードの緩急をつける、長距離を走る、柔軟性をつけて可動域を広げる・・・すべて体の大きさ、筋肉の発達程度、持久力に応じて実施するトレーニングが異なります。そして、それによってできるサッカーが異なるのです。

キック力のない子供にカウンター攻撃を求めるより、しっかり繋ぐプレーや攻守の切り替えを意識させる、ユース世代のプレーヤーにはトップスピードでの柔らかいボールタッチを求める、等々。監督たちは言います。

「トップチームの練習だって、その半分は、コンディショニングを含めたフィジカルトレーニング。体の大きさ、筋肉の発達程度、持久力がことなれば、練習メニューだってことなる。」

小学生、10代の選手、20代の選手、30代の選手に求める練習は自ずと異なるのは然るべきだと腑に落ちた話でした。

レアルマドリードの育成メニューには、「プロサッカー選手」を育成するためのいくつもの重要な哲学が随所にちりばめられています。レアルカンテラの4人の監督たちと1か月あまり過ごしたなかで、その哲学が読み取れるたくさんの話を聞くことができました。