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ヨーロッパと日本のサッカー市場規模の違い

2012.11.29

みなさま、なぜ、サッカー選手はヨーロッパを目指すのでしょうか?その答えの一つになるデータを見つけたのでご紹介しておきます。

2010‐2011年におけるJリーグの運営規模はJ1、J2 で720億円強(7億ユーロ)です。

2010-2011年のデータになりますが、クラブ収入のベスト20は

(1)レアル・マドリード(スペイン)/4億7950万ユーロ
(2)FCバルセロナ(スペイン)/4億5070万ユーロ
(3)マンチェスター・ユナイテッド(英国)/3億6700万ユーロ
(4)バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)/3億2141万ユーロ
(5)アーセナル(英国)/2億5110万ユーロ
(6)チェルシー(英国)/2億4980万ユーロ
(7)ACミラン(イタリア)/2億3510万ユーロ
(8)インテル・ミラノ(イタリア)/2億1140万ユーロ
(9)リバプール(英国)/2億330万ユーロ
(10)シャルケ04(ドイツ)/2億240万ユーロ
(11)トッテナム・ホットスパー(英国)/1億8100万ユーロ
(12)マンチェスター・シティFC(英国)/1億6990万ユーロ
(13)ユベントス(イタリア)/1億5390万ユーロ
(14)オリンピック・マルセイユ(フランス)/1億5040万ユーロ
(15)ASローマ(イタリア)/1億4350万ユーロ
(16)ボルシア・ドルトムント(ドイツ)/1億3850万ユーロ
(17)オリンピック・リヨン(フランス)/1億3280万ユーロ
(18)ハンブルガーSV(ドイツ)/1億2880 万ユーロ
(19)バレンシアCF(スペイン)/1億1680 万ユーロ
(20)SSCナポリ(イタリア)/1億1490 万ユーロ

ヨーロッパの市場規模(トップリーグとセカンドリーグを含む)と比較すると、ヨーロッパの市場規模はJリーグの市場規模の50
– 100倍近くあると言われています。

100倍の市場は何を意味するのでしょうか?

これを各国の市場規模を表すGDP(国内総生産)と同様の指標「都道府県別県内総生産」という指標を用いて考えてみたいと思います。

平成21年度の「都道府県別県内総生産」の全都道府県合計、つまり日本全国(1道1都2府43県)で生産される市場規模は483兆2160億円でした。

100分の1の市場規模とは4兆8千億円の都道府県を探すことになり、青森県(4兆4千億円)よりも市場が大きく、鹿児島県(5兆1千億円)よりも市場が小さい県になります。

つまり、ヨーロッパとJリーグの市場規模の違いというのは、言い換えると、日本全国で創造される仕事量と、青森県より大きいが鹿児島県より小さい県で創造される仕事量ほどの違いがあるということです。

仕事を探すに当たり、日本全国で探すのか、そういう小さい県に限定して探すのか、どちらが職が見つけやすく多様化しているでしょうか?最高所得を得るには、そういう小さい県で職を探すのか日本全国で職を探すのがいいかを考えた場合も、日本全国で職を探すほうが、その収入額は大きそうですね。

サッカーをビジネスとして選択するとき、ヨーロッパの市場を目指すのは、とても当たり前だと思えます。