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「言葉と文化の習得」の重要性

2012.12.11

12月10日(月)のニュースで、「日本代表FW宇佐美が所属クラブ:ホッフェンハイムでベンチ外に」という記事がでていました。

「ホッフェンハイムのクラマー暫定監督はドイツ語の語学力を理由に外した」と説明したそうです。戦術の理解を求められて、宇佐美は監督の意図が理解できていないことがベンチから外れた理由らしいです。

「通訳をつければ済むことでは?」と思いがちですが、チームからすれば、宇佐美選手のために練習から通訳を雇用するとなると年間数5百-10百万円のコスト増となります。また、コミュニケーションに要する時間は少なくとも2倍で、それを煩わしいと感じる監督、コーチは少なくないようです。

選手の獲得は強化部の仕事で、監督の仕事は与えられた選手で最大のパフォーマンスを出してリーグ戦を勝ち抜くこと。

宇佐美選手のみならず長谷部選手の例もあったとおり、監督の戦術、評価次第で、日本代表選手であってもベンチ入りさえできない現実が待っています。サッカーの才能だけでは、ヨーロッパでの活躍はできない現実があります。

ヨーロッパでプロ選手として戦うために、サッカー技術と体づくり同様、「言葉と文化の習得」は身に着けるべき必要な武器なのです。

レアルキャンプに参加いただく子供たちには、ヨーロッパの「言葉と文化」にも触れる初めての機会としても楽しんでいただきたいと思っています。まずは、楽しむこと。そして、それに興味をもつができれば、言葉や文化は信じられないほど子供たちの中に自然に浸透していきます。

是非、このキャンプをひとつのきっかけとして、子供たちに「レアルの監督はどんな指示をだしていたの?スペイン語でなんて言ってたの?」と聞いてあげてください。そして、子供たちが驚く速さで語彙を増やしていくことを褒めてあげてください。日々の生活の中で、いままで気づかなかったヨーロッパ文化に自然と気がつくようになります。生活の中から日本語を習得したように、ヨーロッパの言葉と文化を習得するための必要な基礎が形成されていきます。

キャンプ開始まで、ちょうど2週間となりました。風邪などひかないように体調に気を付けてお過ごしください。みなさまにお会いできることを楽しみにしております。